当会について
原子衝突学会とは
原子衝突学会(The Atomic Collision Society of Japan)は、日本における原子衝突および関連分野の研究を促進するとともに、国際的交流をはかり、学術・文化の発展に寄与することを目的として、1976年に設立された学術団体です。設立当時の名称は原子衝突研究協会でありましたが、設立の精神と学術団体としての貢献をより明確に掲げるべく2012年度より原子衝突学会と改称して現在に至ります。
会員は、原子衝突をはじめ、原子分子物理、天文・宇宙物理、放射線化学、放射線物理、レーザー、放射光、量子エレクトロニクス、固体内原子衝突、分子ビーム、化学反応論、原子核物理との境界領域、陽電子・エキゾチック原子分子、プラズマ、超音波・衝撃波、放電、生物・医化学応用など様々な関連分野の研究に携わる研究者、約300名が所属しています。
定期刊行物(学会誌しょうとつ)の発行とウェブサイトによる情報発信、年会および原子衝突セミナー等の学術研究集会の定例開催、若手奨励賞や国際会議発表奨励事業などの若手人材育成事業、国際会議の開催など以下に示すような活発な活動を行っています。
関連分野の研究者、企業の方々は、是非ご入会下さいますようお願いいたします。
活動内容
- 年会および原子衝突セミナーなどの学術研究集会の開催
会員の研究発表のための年会が年一回開催されます。この年会では会員の研究発表に加え、関連分野の研究者の講演も行われ、原子衝突および関連分野の最新の情報を得ることができます。また、学生や若手研究者を対象として原子衝突セミナーを毎年春に開催しております。原子衝突セミナーでは原子衝突研究の基礎から最先端までを学ぶことができ、毎回多くの学生、若手研究者が参加し、好評を得ています。
日本国内で開催される原子衝突および関連分野の国際会議の開催にも積極的に協力しています。 - 定期刊行物
会員への情報をコンパクトにまとめた学会誌「しょうとつ」を電子出版しており、年2回、会員に配信しています。 - 表彰
原子衝突および関連分野で優れた研究を行った若手研究者に対して、原子衝突学会若手奨励賞を贈っています。若手奨励賞は原子衝突研究協会創立20周年を記念して、原子衝突および関連分野で活躍する若い研究者の輩出とその活動の発展を願って創設されました。 - ウェブサイト
原子衝突研究に関係する研究会、セミナー、国際会議、人事公募などの情報がいち早く得られるよう、常に最新の有益な情報をアップデートしています。また、有益な情報にすばやくアクセス可能なように、原子衝突研究に関連したリンク集、データベースなどを充実させています。