原子衝突学会学生発表奨励賞
2022年度 学生発表奨励賞募集要項
優れた研究テーマを国内外問わず学会発表した主に修士・博士前期課程,博士・博士後期課程前半の学生会員へ向けて今年度から新たに設立されました.学生会員の皆様の積極的な応募をお待ちしています.
【1.応募資格】
- 原子衝突および関連分野に関する優れた研究成果を学会発表した原子衝突学会学生会員個人(研究グループであっても個人の学会発表内容に対する寄与を評価する).
- ここで学会とは,応募開始前年度1月1日〜開始年度12月31日までの1年間に開催された原子衝突学会年会及びその協賛学会をはじめとする国内学会,および各国際会議を指す.
【2. 受賞件数及び内容】
- 原則として年間1件程度.賞状と記念品を授与する.
【3. 応募方法・書類】
- 応募方法
自薦による.応募資格を保持する学生会員は,発表成果を追加し何度でも応募できる.なお,いったん提出された応募書類は返却しない. - 応募書類
所定の書式による応募書類(学会ウェブサイトよりダウンロード)に応募者自身が,日本語または英語で作成すること.(PDF版 , WORD版 )
(ア) 応募者情報
* 応募の段階で審査委員による総評送付の可否を選択できる.
* 必ず指導教員またはそれに準ずる者からの許可を得てから応募すること.
(イ) 研究概要
* 本応募書類は,講演概要の抄でなく自薦文である.少しでも専門性が異なればその違いは本質的な齟齬となることに留意し,他分野の研究者に対しても「何のために」,「何をやったか」,「売りはなにか」が明確になるように,講演概要を練り直し,簡潔にまとめること.
* 研究の背景・目標・展望,および申請者の今後のキャリアにおける当発表の位置づけ,および発表内容への応募者の具体的な貢献と当該会議への寄与を明確にすること.
* 業績リストを資料として適宜引用し,短くてもインパクトのある応募書類の作成を心がけること.
* 類似した研究テーマに関して複数の学会発表を行なった場合,主要な発表1つとその他の発表を区別し,主要な発表1つを中心にして申請書を作成すること.
(ウ) 業績リスト
* 学会での発表と直接関連するもののみ(原著論文・他の学会発表・学位論文を示すこと.なお,学位論文は卒業論文,修士論文でも良い.)
(エ) 今回発表した学会の講演概要の原稿
【4. 締め切り日】
2022年12月31日(土)必着
【5. 書類送付先】
応募書類1式を一括し,件名を「2021年度 学生発表奨励賞応募書類」として,電子メールにて原子衝突学会事務局宛に送付する(PDF ファイルなどで送信).
原子衝突学会事務局 acr-post[at]as.bunken.co.jp([at]を @ に変えて下さい)
【6. 決定,発表】
- 顕彰委員会(担当:学生発表奨励賞選考委員会)にて選考を行い,2月末までに受賞候補者を原子衝突学会運営委員会に推薦,その承認をもって受賞者を決定する.
- 決定後,受賞者には選考結果を通知し,賞状と副賞として記念品を別途授与する.また,学会ウェブサイト,学会誌「しょうとつ」にて選考結果(受賞者名,題目)を掲載し,その春に開催される原子衝突セミナーにて表彰する.
- 選外となった場合でも,希望した応募者には審査委員の総評を送る.
なお,本賞は,原子衝突学会が行ってきた学生会員を対象とした「国際会議発表奨励賞」を踏襲し,修士・博士前期課程,博士・博士後期課程前半在学中の学生会員の優れた研究発表を表彰することを目的として設立されました.