年会

原子衝突学会第45回年会のお知らせ(オンライン開催)

行事委員会委員長 石井邦和
行事委員 五十嵐明則,加藤太治,椎名陽子,日高宏,藤田奈津子,穂坂綱一

原子衝突学会第45回年会は新型コロナウイルス感染症拡大対策として,オンラインで開催します.今年は日本物理学会秋季大会等,様々な学会がオンラインで開催されますが,本年会の一般講演(ポスター発表)は,在籍期間の限られた学生が,現在進行中の問題を議論できる貴重な機会であり,その提供は原子衝突学会の責務と考えます.本年会では,よりオフラインに近い議論環境を実現するため,ポスター講演では,最大6人までのグループ議論が可能なRemoというサービスの利用を検討しています.初めての試みにより,参加者の皆さまにはご不便をお掛けすることが多々あることと思いますが,多数のご参加をお待ちしております.


第45回年会のアンケート集計結果を公開しました.(2020.12.22)

第45回年会は盛況のうちに開催終了いたしました.(2020.12.11)

第45回年会の参加申し込みを終了しました.(2020.12.1)

講演プログラムを掲載しました.(2020.11.27)

原子衝突学会第45回年会(オンライン開催)

主催:

原子衝突学会


日程:

2020年12月8日(火)-10日(木)(当初予定から3ヶ月延期しました)


会場:

ビデオ会議サービス Zoom(口頭発表会場),Remo(ポスター発表会場,懇親会会場).
※参加登録を行なう前に,オンライン年会で利用するサービスの使用が可能かどうか,ご自身の接続環境にて事前に確認して頂く必要があります.
 以下のリンクから,必ず事前に接続テストを行ってください.

※これらのオンライン会議サービスの使用により,メールアドレスやIPアドレスを含む個人情報および会議の内容等の情報の漏洩が生じる可能性が排除出来ないことをお含みおきください.


内容(予定):
[A. 招待講演]
城丸 春夫 (東京都立大学)
「炭素クラスターイオンの輻射冷却」
[B. 一般講演]
ポスター発表形式(発表時間は60分のセッションを2回,ショートプレゼンテーションは実施しません).研究の成果はもちろん,現在進行中の問題,アイデアや提案,装置の紹介や将来計画,若手研究者の研究計画,新学位論文の紹介なども歓迎致します.また,ご応募のあった一般講演の中から選考によりホットトピック講演(口頭発表,12件)をお願いする予定です.ホットトピックス講演は,招待講演扱いとなりますので奮ってお申込ください.なお,ロビー等での歓談の出来ないオンライン開催の特性を鑑み,本年会ではホットトピック講演の方にもポスターの掲示,説明を依頼します.
*Remoを用いたポスター発表の概要
  1. 聴衆は最大6名まで着席できる発表テーブルに着席する(発表テーブルは同時に10~20程度用意する).
  2. 講演者は一般的なフォントサイズ(24pt以上を推奨)のA0ポスターを,発表テーブル内で共有するホワイトボードに貼り付け,ポスター発表を行なう.
    (スクリーンキャプチャや録画により,ポスター内容が保存される可能性がある事を考慮してポスターの製作を行なってください.)
[C. 原子衝突学会総会]
[D. 第21回若手奨励賞受賞講演]
森本 裕也 (フリードリヒアレクサンダー大学)
「レーザー光による電子線制御技術の開発とアト秒イメージングへの応用」

プログラム:

第45回年会講演プログラム

12月8日(火)
12:30 開場(Zoom会場オープン)
13:00 開会・会長挨拶
13:10
 -13:30
H01 松本 淳 (都立大理)
多電子捕獲における多価アセチレンイオンの電子再配置と解離
13:30
 -13:50
H02 引間 宥花 (東邦大院理,理研仁科センター)
生物照射のためのガラスキャピラリーマイクロビーム法とスポット径解析
13:50
 -14:10
H03 上野 公希 (京大院工)
高速重イオン衝突による解離負イオン生成の入射エネルギー依存性
休憩(15分)
14:25
 -15:15
S01 城丸 春夫 (都立大理)
炭素クラスターイオンの輻射冷却
休憩(15分)
15:30
 -15:50
H04 金安 達夫 (九州シンクロ研)
周波数・時間領域干渉法によるフェムト秒遅延時間の測定
15:50
 -16:10
H05 奥村 拓馬 (理研原子分子物理)
超伝導検出器による金属内ミュオン原子から放出される電子特性X線の高分解能分光
16:10
 -16:30
H06 水流 翔太 (デンマーク工科大)
266nmレーザーで励起されたピラジンの緩和における暗状態1Au (nπ*)の過渡X線吸収分光による観測
休憩(15分)
16:45
 -17:05
H07 森下 亨 (電通大情報理工)
高強度レーザー照射によるボルテックス電子の生成,再衝突,および分子イメージング
17:05
 -17:25
H08 鈴木 喜一 (北医療大医療)
軟X線領域の光電子円二色性:加速度表示での平面波近似
17:25
 -17:45
H09 山下 琢磨 (東北大理)
水素化ポジトロニウムの構造解析
終了

座長:S01 石井 邦和 / H01-H03 藤田 奈津子 / H04-H06 日高 宏 / H07-H09 五十嵐 明則

12月9日(水)
09:30 開場(Zoom会場オープン)
10:00
 -10:20
H10 井口 有紗 (都立大院理,理研原子分子物理)
超流動ヘリウム液滴による冷却アニリンイオンの生成
10:20
 -10:40
H11 北島 謙生 (北大低温研)
極低温アモルファス氷への紫外光・電子線同時照射による負の氷透過電流生成
10:40
 -11:00
H12 永田 祐吾 (東理大理)
極低温タングステンからの低速ミュオン生成実験
ポスターセッションについてのアナウンス(15分)
11:15
 -12:15
ポスターセッションA (AD,AE,AF,H01,H04,H09,H10)(Remo会場)
昼食(12:15 - 13:15)
13:15
 -14:15
第47回定期総会(60分)
休憩(15分)
14:30
 -15:30
ポスターセッションB (BD,BE,BF,H02,H05,H08,H11)(Remo会場)
休憩(10分)
15:40
 -16:40
ポスターセッションC (CD,CE,CF,H03,H06,H07,H12)(Remo会場)
休憩(15分)
16:55
 -17:55
原子衝突学会第21回若手奨励賞表彰式(10分) 受賞講演(50分):Zoom会場にて開催
森本 裕也 (Friedrich-Alexander University)
レーザー光による電子線制御技術の開発とアト秒イメージングへの応用
終了
19:00 懇親会(Remo会場)

座長:H10-H12 椎名 陽子 / 若手奨励賞 穂坂 綱一

12月10日(木)
12:30 開場(非常用Zoom会場オープン)
[ポスターセッションDが最初のセッションです.通常時はZoom会場へ入場する必要はありません.]
13:00
 -14:00
ポスターセッションD (AD,BD,CD,H03,H07,H09,H12)(Remo会場)
休憩(30分)
14:30
 -15:30
ポスターセッションE (AE,BE,CE,H04,H05,H08,H11)(Remo会場)
休憩(30分)
16:00
 -17:00
ポスターセッションF (AF,BF,CF,H01,H02,H06,H10)(Remo会場)
17:00 閉会挨拶(Remo会場):ポスターセッションF会場で行ないます.
閉会

講演上の注意


懇親会:

日時: 12月9日(水)19:00
会場: Remoによるオンライン会場
会費: オンライン開催(Remo会場)につき無料


参加登録,一般講演申込および優秀ポスター賞申請要領:

(すべての申し込みは終了しました.)

早期参加登録・一般講演申込締切:2020年10月23日(金)
一般講演申込締切:2020年11月8日(日)  (←NEW!)
(※学生会員に限り,一般講演申込締切日までの参加登録で,参加費を無料にいたします.
誤って,参加費の振り込みを行わないようにご注意ください.)

通常参加登録締切:2020年11月30日(月)


早期参加登録(振込)[10月23日(金)振込み分まで]
一般・終身会員 3,000円
一般非会員   5,000円
学生会員   無料
学生非会員  2,000円
通常参加登録(振込)[11月30日(月)締切]
一般・終身会員 4,000円
一般非会員   6,000円
学生会員   1,000円
学生非会員  3,000円

※今年度はオンライン開催のため,当日参加登録はできません.
※参加申し込みが早くても,10月23日(金)10月27日(火)12時に振込確認ができない場合,通常参加登録料(+1000円)をお振り込み頂きます.
※印刷媒体の講演概要集の制作は行いません.
※振り込み確認後に,講演概要集のダウンロードやオンライン会場URLの公開を行なう参加登録者限定の会場案内ホームページのアドレスをお知らせします.早期の振り込みにご協力ください.


<一般講演お申し込みの方>
講演申込み手続き時に,講演概要集原稿(A4サイズ,1ページ以内)をPDF形式にてアップロードしてください.
講演概要集はPDFによる配布になりますので,図表にはカラーをご使用いただけます.
優秀ポスター賞の選考に申請される方は,概要集原稿にあわせて申請理由書もアップロードしてください.
どちらのファイルも,一般講演申込締切日まで編集することが可能です.

 ※概要集原稿作成用テンプレートファイル(Word / PDF

<優秀ポスター賞の審査を希望される方>
学生会員で優秀ポスター賞の審査を申請される方は,申請理由書の提出(PDF形式)が必要になります.
優秀ポスター賞の実施方法についてはこちらをご覧ください。

 ※優秀ポスター賞申請理由書テンプレートファイル(Word / PDF


広告掲載について:(募集は締め切りました.)

賛助会員様および企業関係者様の最新の情報や製品等をご紹介いただくため,PDFファイル版概要集への広告掲載を募集いたします.なお,今年の年会はオンライン開催となりましたので,例年実施しておりました展示用ブースの募集は行いません.詳細につきましては,こちらをご覧ください.


問い合わせ先:

原子衝突学会 行事委員会
〒630-8506 奈良県奈良市北魚屋西町
奈良女子大学理学部物理学コース放射線物理学研究室
TEL: 0742-20-3378
E-mail: acr-event@kokusaibunken.jp


行事委員会:

石井邦和(委員長 奈良女大),
五十嵐明則(宮崎大),加藤太治(核融合研),椎名陽子(立教大),
日高 宏(北大),藤田奈津子(原子力機構東濃),穂坂綱一(東工大)

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